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「平和をあきらめない人々のネットワーク・福岡」のblog
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「あきらめねえっと通信」5号
「自立」していないからホームレス?!
 あなたは「自立」していますか?
丸田@ピンチ!ふくおか


 「ホームレス」支援に関する支配的イデオロギーとして、自立がある。今回はこれについて、批判してみたい。
 第一に、自立を自分の力で独立すると考えるならば、端的にいってそんな人は存在しない。自立支援計画とか作ってる役人なんて、自立できてない人間の最たるものだ。野宿者のほうがよほど自立している。
 関係性を回復することが自立である、という考え方もある(福岡県のホームレス自立支援実施計画においては、自立はこのように定義づけられている)。
 野宿者が孤独あるいは人間関係が希薄であるという認識がなければ、このような考え方はでてこないだろう。だが、野宿していなくても、そのようなことは普通にある。先のような認識は予断と偏見だ。また、野宿者同士の人間関係も無視している。
 第二に、「ホームレス問題」をめぐる文脈の中では、自立は野宿状態から脱するという意味でも使われる。この意味からすれば、野宿者を排除し収容しても自立となりうる。つまり、自立支援と排除が一体のものとなりうるのだ。そして実際、自立支援という名の排除が起こっている。
 というのも、「ホームレス問題」における課題の一つに、野宿者の排除があるからだ。そこには、増えつづける野宿者に対し、彼らを目につかないようにするために、国や地方自治体がホームレス対策に乗り出したという背景がある。
 このように、「ホームレス問題」において使われる自立という概念は、空虚であり、予断と偏見、排除の発想を含んでいるものなのである。


私の日本国憲法−個人尊重擁護の視点 その一
宮沢俊義著「憲法2」より


 前号で、私は日本国憲法は「個人の尊厳」を護るよう構成されていると書きました。憲法一三条は「すべて国民は、個人として尊重される」と謳っています。
 これは個人主義を表現したものです。
 宮沢俊義氏は著作(「憲法2」)のなかで、個人主義とは、「人間社会における価値の根元が個人にあるとし、何よりも先に個人を尊重しようとする原理をいう」。「個人主義は、一方において、他人の犠牲において自己の利益のみを主張しようとするエゴイズムに反対し、他方において、『全体』というような個人を超えた価値のために個人を犠牲ににしてかえりみない全体主義に反対し、すべての個々の人間を自主的な人格として平等に尊重しようとする」と続けられ、「基本的人権の概念は、まさしくかような個人主義に立脚するのである」と締めくくられています。引用が長過ぎましたが、日本国憲法が「個人の尊厳」を護るよう構成されていることが、ご理解いただけたかと存じます。
 個人の尊厳を根元にした基本的人権の享有は一一条「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる」で、また同趣の九七条でも謳われています。
 これらの条項に共通しているのは、基本的人権享有は永久に不可侵だということです。「基本的人権は、日本国憲法によってはじめて認められたのではなく、憲法以前において、すなわち、『人間性』から直接論理必然的に派生する。」(「憲法2」)のですから、憲法を変えようとしても、基本的人権条項とそこからも導き出せる平和規定は変えられないのです。
 国家による個人尊厳擁護義務と平和主義との関連は次回に述べます。
(脇 義重)



あなたも一緒に参加してみませんか?
 今泉真也×親泊健×豊里友行・写真展 福岡開催決定!
 「美ら海からのメッセージ 基地・平和・環境」
   〜沖縄・辺野古とイラクの戦場〜
 九月一三日(火)〜一八日(日) あいれふ1Fにて

 アメリカ軍の海上ヘリ基地がつくられようとしている沖縄・辺野古。美しい海を守り、人殺しの基地をつくらせない、と体を張って阻止行動を闘う人々。沖縄の米軍基地はイラク戦争の出撃基地となり、沖縄で訓練を受けた米兵がイラクの人々を殺戮する現実…。
 この写真展は、沖縄在住の3人の写真家が「沖縄の辺野古とイラクの戦場」と題して、合同展の形で今年3月に沖縄・那覇で開催し好評を博したもので、本土での開催は今のところ福岡が初となります。辺野古の現場の状況、辺野古の海と沖縄の豊かな自然の様子、沖縄から派兵された米兵がおこなっているイラクでの破壊と殺戮の実態、と三者がそれぞれのフィールドで撮りためてきた写真計九〇点を一同に展示します。
 ぜひ、本写真展の成功のために、あなたの御協力を御願いします!

  1. 本写真展の趣旨に賛同いただける個人・団体を募っております。賛同者・賛同団体になってください。
  2. 写真展への賛同カンパに御協力下さい。
    (一口一〇〇〇円より、何口でも)。
    ※会場は、入場料が徴収できず物品販売も不可のため、賛同カンパが何よりの頼りです。どうぞ御協力下さい。
  3. チラシ配布,ポスター掲示,マスコミ向け広報,口コミ,その他、宣伝・広報に御協力下さい。
  4. 写真展期間中、会場に常時「会場係」を一名以上配置する必要があります。交代で会場に付いていただけるボランティアを募集します。
  5. その他、搬入,展示,運営,等々、写真展の成功のためにあなたのできる御協力がありましたら、よろしくお願いします。

『美ら海からのメッセージ』福岡写真展実行委員会
【連絡先】
 090-1364-2261(木下)
 E-mail info@okinawa.npgo.jp
 WEB http://photo-henoko-iraq.seesaa.net/


映画は運動だ!!?
  ルンルンと一緒に映画館へいこう☆

 昨日ず〜っと楽しみにしていた『オペレッタ狸御殿』を観ました。各メディアの映画評では『ミリオンダラー・ベイビー』は手放しの絶賛のオンパレードで、尊敬する小林信彦ですら生涯ベスト1に選びかねない勢いですが、私はもう断固として狸御殿支持です!たしかに『ミリオンダラー・ベイビー』はよかったです。しかしイーストウッドのあのメロメロな語り口に最後はついていけませんでした。(ただしモーガン・フリーマンが「見えない左目」で見送るシーンは胸を打ちました)あれだったらディカプリオにオスカーをあげるべきだったと思います。
 狸御殿は土曜の夕方で大きなハコなのにガラガラ。わずか3カップル程度。狂喜していたのは私と連れ合いぐらいで、上映後、他のカップルたちの表情には後悔の色がありありでした(爆笑)。
 とはいえ、映画史における鈴木清順の偉大な歩み、あるいは清順に映画を撮らせるためにあったともいえる日本映画の闘いが、この「深み」や「脈絡」にまったく陥らない(笑)、絢爛豪華で荒唐無稽な作品に結実したことに感慨をおぼえました。出演者では私が偏愛する薬師丸ひろ子が『レイクサイド・マーダーケース』『木更津キャッツアイ』に続く怪演で、平幹二朗(この人以外で「あの理由」に説得力は持ちえません)や高橋元太郎(スリーファンキーズ&うっかり八兵衛!)など共演者すばらしく、オダギリ ジョー&チャン・ツィイーが主演で人間と狸の恋を描き、美空ひばりがデジタル出演して新曲!を歌うなんて、最高じゃないですか。『パッチギ!』が描く友情を想起させるような、時空や境界を超えての交流のリアリティを描いた名場面もあって、これを観ずして何を観るのか、という感じです。
 事前に『ピストル・オペラ』(韓英恵のみ必見!)とかレンタルして観ておくと、絶対楽しめます。『平成たぬき合戦ぽんぽこ』やチェッカーズの『TAN TANたぬき』、TV(日曜朝)『うたう!大竜宮城』や『新ルパン』シリーズなどなど、すべての愛しき記憶を総動員してこの作品を観るべし!
(田村@狸御殿至上主義)
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